庁★神経衰弱を作った理由。始まりはJavaScriptの勉強だった

庁★神経衰弱を作り始めた理由は、そんなに大げさなものではない。

プログラミングの勉強をしながら、ついでに遊べるものを作ってみたかった。

いきなり完全オリジナルのゲームを考えるより、まずは既存の遊びをブラウザ上で再現してみるところから始めた方がよさそうだった。

そこで選んだのが、神経衰弱。

カードをめくる。
一致しているか判定する。
そろったカードを残す。
全部そろったら終わる。

JavaScriptの勉強題材としては、なかなか都合がいい。

この時点では、まさか後からランキングだの難易度HELLだのを足し始めるとは思っていない。

ただの神経衰弱では少し悔しい

とはいえ、普通の神経衰弱をそのまま作るだけでは少し物足りなかった。

どうせ作るなら、何かひとつくらい独自要素を入れたい。

そこで考えたのが、同じ絵柄を2枚そろえるのではなく、

「都道府県」と「県庁所在地」をペアにする

というルールだった。

愛知県なら名古屋市。
宮城県なら仙台市。
福岡県なら福岡市。

同じカードを探すのではなく、対応するカードを探す。

普通の神経衰弱より、少しだけ知識が必要になる。

遊びながら県庁所在地も覚えられるし、ゲームとしての難易度も自然に上がる。

作っている側はJavaScriptの勉強。
遊ぶ側は県庁所在地の勉強。

誰も逃げられない。

難易度まで都市にした

難易度選択も、普通にEASY・NORMAL・HARDだけでは少し味気なかった。

せっかく都道府県と県庁所在地を使っているゲームなので、ここも都市っぽくした。

VILLAGE(EASY)
TOWN(NORMAL)
METROPOLIS(HARD)

街が大きくなるほど、難易度も上がる。

ゲーム内容に必須の仕様ではない。
でも、こういうところは妙にそろえたくなる。

そして後から追加されたのが、

HEAVEN(HELL)。

大都会より上。

しかも47都道府県を全部対応させてしまったのだから、これ以上の規模はもうない。

じゃあ何がある。

天国しかない!

ということで名前はHEAVENにした。

ただし、難易度表記はゲームではよくある表現に合わせてHELL。

HEAVENなのかHELLなのか。

どっちなんだ、まったく。

いつの間にかスコアを競うゲームになった

最初は、カードを全部そろえればそれで終わりだった。

そこから、せっかくなら記録も残したくなった。

ということで、マイスコア機能を追加。

自分がどれくらいのタイムでクリアしたのかを残せるようにした。

ここまで来ると、次に考えることもだいたい決まっている。

自分の記録が残るなら、他の人とも比べたくなる。

そして全国ランキングが増えた。

神経衰弱を作っていたはずなのに、気付けばスコアアタックの要素まで生えていた。

AIの進化で、ゲームもかなり進化した

このゲームを作り始めた頃には、今のようにCodexを使って開発する環境はなかった。

そこから生成AIがどんどん進化して、途中からはCodexも使えるようになった。

「ここ直したい」
「この機能を足したい」
「なんかタイマー止まってなくない?」

みたいな思いつきを、実際の修正まで持っていく速度が一気に上がった。

昔なら「そのうちやろう」で止まっていたような改修も、かなり気軽に試せるようになった。

その結果、最初はJavaScriptの勉強用だったはずの神経衰弱が、難易度を増やし、スコアを持ち、ランキングまで持つようになった。

技術が進化すると、ゲームも勝手に育つ。

というより、止める人がいなくなった。

最初は本当にそれくらいだった

今ではいろいろな機能が増えているけれど、最初から大きな構想があったわけではない。

始まりは、

「勉強がてらブラウザゲームを作ってみよう」
「どうせなら普通の神経衰弱から少しズラそう」

そのくらいだった。

そこから少しずつ機能を足していった結果、今の庁★神経衰弱になっている。

VILLAGEから始まったゲームは、最終的にHEAVENへ到達した。

難易度はHELLだけど。

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